運転免許の費用・内訳って?知っておきたい3つの節約方法
運転免許を取得するときの費用相場は、29~35万円ほどです。
その金額は、地域や教習所、そして季節によって変わってきます。
ここでは、できるだけ安くしたいと考えている方に向けて、安く免許取得するための3つの方法をお伝えします。
運転免許にかかる費用と内訳とは
冒頭でもお伝えしましたが、運転免許の取得にかかる費用は29~35万円ほどが相場となっています。
高額になりますので、節約できるところは節約したいですよね。
どこに、どのくらいの金額がかかっているのか知ることによって、節約できるところが見えてくるでしょう。
そのため、以下には費用の内訳について「全体的かかる費用」と「学科、技能に関する費用」に分けて目安の金額を紹介していきます。
全体費用
内容 | 料金 | 説明 |
---|---|---|
入所料金 | 2~10万円 | 入学費用です。キャンペーンなどで無料や割引になるケースもあります。 |
写真代 | 1,000〜2,000円程度 | 写真は教習所内で教習簿を作るときや、仮免のときに必要になります。 |
適性検査料 | 2,700円程度 | 教習に入る前に行う基本的な身体能力の検査費用です。色覚、視力、聴力といった能力を検査します。 |
仮免許発行費用 | 1,100~3,000円 | 路上教習に出るために必要な仮免許を交付するときにかかります。 |
卒業証明書料 | 5,500円程度 | 教習所を卒業したという証明書を交付するときにかかる費用です。 |
学科費用
内容 | 料金 | 説明 |
---|---|---|
教本代 | 3,500~5,000円程度 | 学科で使用する教科書などです。基本的にはどこの教習所でも同程度の金額となります。 |
学科料金 | 5~10万円程度 | 学科教習の授業料です。 |
効果測定料金 | 教習所による | 学科模擬試験です。合格したら、技能試験の修了検定を申し込みます。この料金は無料のところもあれば、再受験にお金がかかるところ、1回目もお金がかかるところなど、教習所によって大きく異なります。 |
仮免許学科試験受験手数料 | 1,700円 | 仮免許を取得するための学科試験にかかる費用です。 |
仮免許証交付手数料 | 1,150円 | 仮免許証を交付するためにかかる費用です。 |
技能費用
内容 | 料金 | 説明 |
---|---|---|
技能教習料 | 1時限につき4,500円程度 | MT車の場合は全部で34時間、ATの場合は全部で31時間の技能教習があります。 |
修了検定 | 6,000円程度 | 修了検定とは、教習所内で行われる、仮免許取得のための技能試験のこと。受験にかかる費用となります。 |
卒業検定 | 6,000~8,000円程度 | 卒業検定とは、自動車教習所を卒業するために受ける最終技能試験のこと。この試験にかかる費用です。 |
免許取得の費用を節約する3つのポイント
ポイント1:閑散期を狙う
教習所は年間を通して同じ費用ではありません。繁忙期の2~3月、8~9月などでは、料金が高くなったりキャンペーンが少なくなったりすることがあります。
その一方、閑散期の5~7月中旬、9月下旬~12月中旬には割引やキャンペーンなども多く、お得な時期です。
ポイント2:AT限定にする
AT免許とMT免許では、教習所での時間数や料金が異なります。実際に異なるのは、教習所場内技能教習の時間と料金です。
- AT限定・・・28~32万円程度/31時間
- MT免許・・・30~35万円程度/34時間
1.5~2万円程度、AT限定が安くなります。MTに乗る予定がないという場合にはAT限定も選択肢に入れてよいかもしれません。
ポイント3:合宿免許を利用する
合宿免許にかかる平均費用は以下の通りです。
- AT限定・・・20~25万円程度
- MT免許・・・23~28万円程度
通学と比べると、5~6万円ほど安くなります。
これは平均費用ですので、閑散期を狙ったり、AT限定にしたりするなど、うまく組み合わせることで、免許取得にかかる費用を大幅に抑えることができます。
うまく組み合わせることができれば、教習所に通う方法より10万円以上安くなる場合もあります。
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