運転免許を取得するまでの期間ってどれくらい?通学と合宿免許を比較!
自動車教習所で普通自動車の運転免許を取得するには、通学と合宿免許の2種類があります。
安さと空き時間を確認しながら予約する煩わしさを考えると合宿免許の方がオススメです。免許取得ついでに観光が出来るのもいいですね。
免許を取得するためにかかる最低時間は通学も合宿免許も同じになりますが、合宿免許は最短で取得できるように細かなカリキュラムがくまれているので、AT車なら最短14日と通学より早く取得できます。
では、実際に普通自動車第一種の運転免許の取得までにかかる期間について紹介します。
運転免許を取得するのにかかる期間はどれくらい?
運転免許取得までの期間は、通学か合宿かによって大きく異なります。
通学しながら免許を取得する場合、早い人で1ヶ月、遅くとも3ヶ月で多くの人が取得しているようですが、中には10か月近くかかる方もいるようです。
一般的に、仮免許までの技能教習がAT車12時限、MT車15時限、学科教習が2教程から10教程となり、仮免後にも技能教習を19時限、学科教習を11教程から26教程まで受ける必要があります。
AT車に比べMT車のほうが免許取得までに時間がかかることも、念頭に置いておきましょう。
また、通学では、自分のペースで教習を受けられるので、アルバイトや部活などと並行しながら、自分の都合のいい時に、無理なく受講できるでしょう。
ただ、「先行学科(1教程)を受けてから9ヶ月以内に全てのカリキュラム(第二段階の学科教習及び、技能教習終了まで)を終えなければならない」など、期限が設けられています。学科試験の勉強をしながら運転技術を習得しなければならないので、ある程度余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
通学の場合、非公認の教習所を利用することも考えられますが、その場合の通学期間は基本的に公認の教習所とあまり差はなく1~3カ月程度です。ただし、公認教習所のように最低教習時間が義務付けられていないため、本人次第では期間を短縮することも可能です。また、注意点として、仮免許技能試験や本免許技能試験については実際の運転免許試験場で受ける必要があり、その手続きも自分で行わなければいけません。
一方、先にも述べましたが合宿免許で免許を取得する場合、自分で教習のスケジュールを組むのではなく、短期間で免許を取得できるように細かなカリキュラムが組まれています。AT車であれば最短14日、MT車でも16日(約半月)が一般的です。教習所が効率的にスケジュールを組めるため、指導員に空きが出ません。利用者の回転率も高くなることから、通学よりも合宿免許の方が料金が安くなります。
教習所の中には、交通費が全額支給されたり、宿泊施設を併設し、宿泊しながら教習を受けられるところも多くあります。また、駅の近くなど、便利な立地のホテルに宿泊し、教習所―ホテル間を毎日送迎してくれる教習所もあります。
1日で免許を取得できる方法がある?
教習所で取得する方法以外にも、1日で免許が取得できる「一発試験」というものがあります。
教習所に通わず、直接運転免許センターに出向いて試験を受けるため、費用も期間も最小限に抑えられます。受験者の多くは免許の紛失や、更新手続きを忘れた人など運転知識がある人達です。
また、一発試験は、平日のみの実施や予約制となっているケースも多いため、自分が住んでいる地域ではいつ受験できるのかをあらかじめ確認しておきましょう。なお、既に普通自動二輪や普通自動車第一種免許などを持っている場合は、学科試験が免除されて技能試験のみになります。
このように、運転免許の取得方法にはさまざまな種類があります。自分のペースでじっくりと取得を目指すなら通学、できるだけ早く取得したいなら合宿免許がおすすめです。自分のライフスタイルなどと照らし合わせながら選択しましょう。